やる気が削がれないよう
サロマ100キロ完走日記を転記です。
走りに興味ある人は読むと面白いかもwww
腐女子だってやれば出来るのよ。( ˘ω˘ )
---以下転記
日記:2009年6月28日(日)
【サロマ湖100キロウルトラマラソン完走記】
私の友人、ジョグノートでリンクしてくださってるラン友さん共々、私が100キロマラソンを完走できると思っていた方は少数派だったのではないでしょうか?
だって当の本人である私でさえ、無理なんじゃないかと思っていたくらいですから。(笑)
このマラソンの参加を決めた時から100キロという未知の距離にビビリまくり、ただ、ただ、走らなければ!と、何かに追われるように長距離を走る練習をしておりました。が、そんな矢先にまさかの故障。この故障で思うように練習も出来なくなり、ますます100キロという未知の距離に怯える毎日でございました。まさにサロマ湖100キロウルトラマラソンの悪魔「さろま〜ん」にとり憑かれたのであります。
寝ても起きても、仕事中でも考えることは「さろま〜ん」のことばかり。考えるだけでは完走なんぞ出来るわけもありませんが、走りたくても私の体は故障中という有様。こんな悪循環な毎日が続いたある日、とうとう「さろま〜ん」は私の夢にまで出てきたのでありました。
「さろま〜ん」を走るレース当日。
私が自宅から持ってきた荷物の中にはランニングシューズは入っていない。変わりに入っていたのは、黒光りした厚底のハイヒールブーツだった...orz
こんな物を荷物に入れた自分自身を呪いつつ、しかたなく厚底のハイヒールブーツで「さろま〜ん」を走る私。走っているのに、全然前に進まない。後ろからは、容赦もなく迫る収容バス。何故か収容バスは、宮崎駿アニメ[となりのトトロ]に出ていた[猫バス]だった。厚底ハイヒールブーツで必死で駆け上がる私。迫り来る[猫バス]に怯えながらも全力で走るが、厚底が地面に引っかかり転んでしまう。「しまった!早く起き上がって体制をととのえなくては!」そう思ったのもつかの間、あえなく[猫バス]に飲み込まれてしまう私。
目を覚ました私は汗びっしょり。
そんな「さろま〜ん」の悪魔が[猫バス]を従えて私の夢に登場したのは、ちょうどサロマ湖100キロウルトラマラソン1週間前だった。
こんな夢にうなされるほど私はビビリまくっていたのだ。この頃になるとジョグノートやラン関係の友人と話すのもイヤだった。「走り」から逃げたかったのだ。「がんばって」と言われるのがイヤだった。ジョグノートのコメント欄を見るのもイヤだった。思うように練習出来ていないのに、ジョグノートへ日記を書くのもイヤだった。あげくのはてには、どうして走力も無いのに100キロマラソンなんて申し込んでしまったのだろうと後悔の気持ちばかりだった。自分で申し込んでおきながらこのビビリ様、本当に情けないが私はヘタレちゃんだったのだ。
だが実は申し込んでからのこのヘタレっぷりが、私に100キロマラソンの完走をもたらしてくれたのだ。計算してこうなったわけではないが、まさにヘタレちゃん大作戦である。(笑)
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自分の為の転記2へ続く